東酒屋町・山崎浩美さん
もっと三次が好きになる!トレッタみよしの農家・農産物紹介
山崎浩美さん
子どもに安心して食べさせてあげられる野菜、心をこめておすそわけ
子どもの健康を想って
「子育てをしながらの農業はすべてが大変!でも、子どもに良いものを食べさせてあげたいと思うから、野菜作りをしています」。そう話すのは、小・中学生の育ち盛りのお子さんを持つ山崎浩美さん。主婦業と農業を両立させながら、畑の様子や自分の野菜を使った料理などを写真に撮りSNSでこまめに発信しています。
種を見て、想像するのが楽しい
以前は介護職を務めていましたが、結婚・引越を機に試しに作った人参が上手に出来たことがきっかけで野菜作りの楽しさに目覚めました。「(野菜の種が入った袋を持ち)種を見ると、ニヤニヤしてしまいます。この気持ち、わかる人にはわかるんですけどね(笑)」種を蒔き、野菜が成長していく姿を頭の中で想像する時間が好きなほど野菜作りに夢中です。
安心できる美味しい野菜を作りたいから
山崎さんは一般的な栽培で作られた野菜の農薬使用回数に驚き、農薬を使うことに疑問を持ちました。畑で試行錯誤を重ねながら極力農薬を使わない栽培に力を注いでいます。「お客さんに安全であることを伝えるため農薬使用回数を減らした『特別栽培農産物』に認定するにも大きな手間(書類作成など)があり大変ですが、手をかけただけ良いものができて、農薬を使っていないのがわかっているから美味しいと自信が持てます。」
失敗から学び、これからもチャレンジ
そんな山崎さんのお気に入り野菜は、枝豆とトウモロコシ。「黒豆の枝豆はコクがあって美味しい。トウモロコシは今年『秋蒔き』をしてみました。夏の気温が思ったより上がり収穫期が短かったのですが、来年また工夫して作りたいです。」と、農業冊子や野菜の種を手に持ち目を輝かせている姿は、農業へのやる気に満ち溢れています。
山崎浩美さん
●連絡先
三次市東酒屋町
TEL 090-2867-8496
●商品情報
季節の野菜を少量多品目で取り扱っています。
[農業ライターの一言]
玄関口にて、「この苗なんだと思いますか?玉ねぎなんですよ~!」と嬉しそうに語る山崎さん。野菜に対して子どもと同じくらい愛情を持って接しているようだと感じました。